私なりの、私だけの就活
どんな生活を送りたいんだろう。22歳が考える将来の「私の仕事」
ー最初に、徳田さんの学生生活について教えてください。
私は、あえて自分よりもレベルの高い環境に身を置きたい、そう考えて高校受験をしました。
いわゆる、「尻に火がつかないと動かない」タイプで、自分の限界を超えて突破したい目標が常にある状況下で学生生活を送っていました。一般的な高校生の授業の基本である座学以外で、実験や論文、美術展示会などのような幅広いタスクに常に追われながらも非常に充実感のある毎日でした。
大学受験では目標として掲げた立教大学経営学部への合格を果たし、入学後にはビジネスプランコンテストでの入賞を経験しました。
しかしそこで一度、燃え尽きてしまいました。大きな目標達成後にモチベーションを失い、虚脱感を大きく感じてしまったのです。
その後、この経験をきっかけに自分に必要なモチベーションの保ち方について気づき、意識しながら積極的に実践的なワークの多い授業を選択するなどして大学生活を送っています。

ーどのような就活軸で就活に取り組みましたか?
就活の軸は大きく分けて「成長機会の多さ」、「やりがい」、「ブランドに寄り添ったマーケティング」の3つでした。
ーなぜ、そのような就活軸に至ったのか経緯を教えてください。
大学初期で体感した目標達成後の虚脱感から、「成長機会」が多くある会社で働くことができれば、日々目標達成に向かってモチベーションを保つことができると考えました。
これを軸に、もうすぐ始まる長い社会人生活において、私に必要な要素を整理しました。そこで、1日の大半を費やす仕事に対して求めるのは何か、どんな生活を送って行きたいのかというのを大学生活に置き換えて考えるようになりました。そして、大学生活に必要なのは、毎日学校に通いたいと思える講義を履修することだと気づきました。また、それを社会人生活に当てはめるのならば、毎日出社したくなるような仕事内容を選択することになると思いました。ここで仕事内容の重要性を感じ、「とりあえず、ここでいいや」、「合わなかったら転職すればいい」という安直な考えではなく、働くうえで自分が必要とされているんだという実感、「やりがい」を軸に就活を進めていくことに決めました。
そして、もともと服が好きであったことから大学在学中にアパレル事業を立ち上げようとして頓挫した経験から、ひとつのブランドをどう伸ばしていくのか、どのようにマーケティングしていくのか学び、実際に自分でもひとつのブランドを成長させていくような仕事に携わりたいと思い、「ブランドに寄り添ったマーケティング」を軸に就活しました。
私なりの、私だけの就活
ー就活を進めるなかで、他に見ていた業界や会社はありますか?
就活を始めたばかりの際は、マーケティング、コンサル、広告業界など、周りの学生と同じように多くのセミナーや企業説明会に参加しました。
たくさんの企業の説明会やセミナーを聞く中で、その企業の事業における規模感や新卒で入社した社員のキャリアパスなどの話は多かったのですが、実際の業務に対する関わり方、どのような役割を担っているのかというような仕事内容、この企業ならではのマーケティング・コンサルティング・広告といったような独自性をアピールしている企業が少ない印象を受けました。そのため、仕事におけるその会社ならではの価値を自分の中で把握しづらく、自分がもっとも重要視していた「ブランドに寄り添ったマーケティング」という就活軸とマッチする企業の少なさを実感しました。
しかし、それと同時に、ならば入社志望度の高い企業を絞り、それがひとつの企業になったとしても、集中的に選考対策をする方がその企業に対して熱量をもって挑めるのではないかと考えました。
周りはいくつもの企業の選考に同時並行で参加したり、滑り止めとして内定を少しでも多く獲得しようという流れの中で、自分だけ全く違うアプローチになることは不安でした。
しかし、自分の就活軸である「ブランドに寄り添ったマーケティング」や「やりがい」というのは、熱意を持って就職できた企業だからこそ感じられるものであると考えていたので、私なりの、私だけの就活をしようと決意しました。
そこからは正直、入社志望度の高い企業はしるし株式会社のみで、サマーインターンシップに参加し、自分との高い親和性を感じて、「この企業一本で頑張ろう」と思いました。

図1:一般的な就活の流れ例(左)、徳田さんの就活の流れ(右)
ーなぜ、「この企業一本」となったのか、魅力だと感じた点を教えてください。
私が感じた魅力は、自分の就活軸である、「成長機会の多さ」「やりがい」「ブランドに寄り添ったマーケティング」とマッチしていることです。
実際にサマーインターンシップに参加して実際の業務に近いワークを体験し、自分のやりたかった「ブランドに寄り添ったマーケティング」とはこれだと確信しました。マーケティングをするにあたって、作業代理店のような単純化され、手順に沿った仕事ではなく、ブランドにおける未来の可能性まで考えながら柔軟に寄り添ったマーケティングができることに魅力を感じました。
実際に複数のグループに分かれてワークを体験し、今まで大学で学んできた顧客視点からの分析方法や論理的思考法とは全く違ったアプローチが必要で、既存の事業モデルに当てはまらないような、しるしが大切にしているブランド起点でのマーケティングの難しさを実感しました。
また、他のグループの発表を聞いていて、自分たちグループとの思考プロセスとの違いや、自分たちでは思いつきもしなかった視点やアイデアを目の当たりにし、自分の知見の狭さと力不足を感じました。
しかし、最終的には社員さんが、私たちが行ったワークをベースに実際どのようにマーケティングしたのかを詳しく教えてくれたので、現時点で私達ができるマーケティングと、入社後に成長し、行うことができるマーケティングの違いについても知ることができました。
このように、グループワークで進めていく中で社員の方々も一緒になって考えてくださったり、アドバイスを頂いたりし、自分の力不足を感じながらも、「この会社でこんな風に成長したい」と強く思えたこと、社会人として働く上での目標を得ることができたことは私にとって貴重で大切な機会であったと思います。
ーしるしに入社したいと思った決定的な理由はありますか?
それは、採用担当の方々の熱意です。
サマーインターンシップの後も参加した学生らが実際に社員の方々と話せる機会を設けてくださったり、選考を進めるにあたって、実際の業務に対する関わり方、どのような役割を担っているのかというような仕事内容、この企業ならではのマーケティングや独自性、企業価値、今後の展望、新卒に何を求めているかなどを丁寧に教えてくださいました。
さらに、数多くの面談の中で私のファーストキャリアや、私の就活軸との親和性について親身になって一緒に考えてくださった熱意から、この会社で働くことができたらこんなに素敵な人たちと働くことができるのか、と他企業にはない魅力を感じたと同時に、こんなに学生に対して熱意を持ってくれる方々のいる会社で働きたいと強く思いました。
私が目指す社会人になるために
ー実際に内定後に内定者インターンとして働いてみてどうですか?
実際にインターンとして業務に携わらせていただく際も、どんなことをやってみたいのか話し合いながら、マーケティング業務と新卒採用プロジェクトを進めています。インターンでは、今まで大学の講義では学んだことのない人事戦略に初めて挑戦していて、マーケティング業務とは違った新鮮さを体感しながら取り組んでいます。
インターンでこれまで大学で勉強したことを活かすことも重要ですが、これからインターンで新たに学ぶこともたくさん吸収しながらこれから自分が目指す社会人になる土台をしっかり築き上げていこうという心構えで努力していくことが大切だと考えています。また、全ての機会をチャンスだと思って取り組んでいくことで、これからの長い社会人生活で必要なスキルを少しでも多く身につけていきたいです。
ー最後に、これからの目標などについて教えてください。
私のこれからの大きな目標は、「ひとつのブランドにおける0から10まで構築できるようになる」ことです。立ち上げから、中長期的な成長なども含めて統括できるようになるために、しるしでブランド起点のマーケティングにおけるスペシャリストになれるように1つ1つどんな業務にもしっかり熱量を持って取り組み、多くの成長機会を得ていきたいです。
また、「ここで成長したい」と強く思えた会社だからこそ、私自身の成長だけではなく、会社のこれからの成長にも寄与できるような人材になりたいと思っています。そのために、インターンで携わっている人事のプロジェクトなどのような幅広い業務を経験し、学びとして吸収していきたいです。
学生の皆さんにとって、就活は先が見えず不安になることもあると思います。しかし、自分の理想像やこんなことがやりたいという想いをしっかり自分と向き合いながら明確化、言語化し、先の見えない道を自分自身で作り上げていくことで、自分なりの就活ができると考えています。
先の見えない状況だからこそ、自分でどんな風にも道を創り上げられると信じ、全ての状況をポジティブに考え、貴重な経験だと思って熱量を持って取り組んで欲しいです。
